土地や水資源の持続可能な利用を確かなものにするためにはどうすればよいのでしょうか?

膨大な量の魚を海から収穫するトロール漁船
OBSTACLE

費用対効果の高い選択が、自然破壊を正当化している

私たちは生態系の崩壊に向かって突き進んでいます。人間の活動によって絶滅の危機に瀕している動物や植物の数は100万種にのぼります。

この問題の一端を担っているのは、費用対効果の高いの多くが、生物多様性にとってより有害なものであるという事実です。例えば、環境に悪影響を与える漁法が続けられているのは、利益と低価格な製品のためです。その結果、生産者にとっても消費者にとっても、サステナブルな選択が贅沢なものになってしまうという事態が生じています。