食にまつわるシステムはどのようにして生物多様性に貢献できるのでしょうか?

畑の中を進む大型コンバイン
OBSTACLE

自然再生型の食糧システムへの支援が足りない

現在主流となっている工業的な食糧生産システムは、環境衰退型でコストがかかる上に廃棄物も多く、早急な見直しが必要です。このシステムにおいて、私たちのライフスタイルからくる食品需要を満たすためには、地球が1.6個分必要と言われており、2050年には3個分に達する可能性があります。

この問題をさらに深刻にしているのは、環境再生型の食糧生産システムのことによって、生産者と消費者の双方にとって、よりサステナブルな方法やライフスタイルに手が届かなくなっていることです。